回収された古着の約50~60%は主にアジアに中古衣料として輸出されていて年間輸出量は約5万tになります。

この大きな古着市場があることで日本のリサイクルが成り立っています。リサイクルの流れの先にあるアジアの人々の暮らしと私たちの暮らしのつながりを古着の行方を通して、もう一度暮らしを見直すことをすすめています。

 

■家庭

家庭から持ち込まれる古着は一人当たり平均約10kg。中身の古着にもよりますが、ちょうど45Lのゴミ袋にいっぱい詰め込んだくらい。ご近所の古着を一緒に持って来てくださる方もいます。

 

回収拠点

回収拠点は浦安市内の公民館など合計10ヶ所あります。そこへ市民の方(約700~800人くらい)が古着を持ち込みます。ボランティアスタッフが古着を受け取り、さらに回収業者のトラックへと積み込み、業者の倉庫へと運ばれます。

 

■業者

業者の倉庫へと運ばれた古着は、1枚ずつ選別されます(約100~120種類)。業者によっては、選別しないまま海外へ送り現地で選別する場合もあります。

 

■古着の用途

中古衣料として海外への輸出

種類ごとに分けられた古着は梱包されコンテナに積まれて海外、主に東南アジアに中古衣料として輸出されます

 

ウエス

主に綿の衣類を一定の大きさにカットし、工業用ぞうきんとして活用します

 

反毛

わたに戻して再生糸、フェルトに加工され、軍手や防音材が作られます